あなたは人前で鼻をかむことできますか?
風邪、アレルギー性鼻炎、花粉症など、体調によってティッシュが欠かせない!と言う人も多いのではないでしょうか。
とめどなく出てくる鼻水・・・。でも鼻水を人前でかむことが恥ずかしい!だって人にブヒーという音を聞かれるのも嫌だし、かんだ後、微量のカスが鼻についていたら大変です。
毎回、トイレに行くことができればいんですけど、そうもいかない時、どうしたらいいのでしょう?
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人前で鼻をかむのはアリ?ナシ?

アリ(64.0%)
- 我慢できることではないので仕方がない
- 鼻をずっとズルズルすすられるよりはマシ
- 静かにかむのであればアリ
- 食事中を避けてくれればズルズル音を出されるより良い
ナシ(36.0%)
- 鼻水の音は他人にとっては不快
- 人前で鼻をかむことは恥ずかしいことだと思う
- 鼻を人前でかむということは人前で鼻をほじっているのと同じ
鼻を人前でかんでもOKという人が大半でしたが、ナシだという人の意見もスルーは出来ません。
言えることは、鼻をかめないからと言ってズルズルとずっとすすっているよりも、トイレへ行って思いっきりかんでしまう方が自分も周りも気持ちよく過ごせるはずです。
鼻炎の種類と改善方法
はっきりとした鼻風邪ということが分かっておれば、それなりの対処で治まると思いますが、熱も他の症状もないのに、鼻水くしゃみが出るというのは、アレルギーを起こしている可能性があります。
最も多いアレルギーが「スギ花粉」「ダニ・ハウスダスト」です。
スギ花粉
香川のスギ花粉の飛散期は1月~4月にかけてです。
スギ花粉は非常に軽く、風に乗って遠くまで運ばれますので、山から遠いから大丈夫と思っていても香川県は山に囲まれていますからどこにいても逃れることは出来ないでしょう。
治療方法としては、薬物療法や手術療法になります。
スギ花粉に用いられる薬は現在たくさんあり、飲み薬から目薬、点鼻薬など人によって合わせた治療薬を処方してくれます。
「鼻炎薬は眠くなるから飲みたくない」と言う人もいるでしょう。
そんな人のために、眠くならないお薬もありますから安心してくださいね。
手術療法は、主に鼻詰まりが酷い人に用いられます。
レーザーを使っての手術なので日帰りもできますし、麻酔をした粘膜にレーザーを当てて粘膜を照射してアレルギー反応を起こしにくくします。
実際私も子供の時に鼻炎が酷く、レーザー手術をしましたが、特に痛みもなくすぐに帰れたし、効果バツグンだったのでオススメです。
ダニ・ハウスダスト
ハウスダストやダニは1ミリ以下と小さく軽いので、人の動きに合わせて舞い上がりやすいと言われています。
人が出かけているときや寝ている時にハウスダストが床に溜まっている状態なので、お掃除をするタイミングとしては、帰宅した直後や目覚めた朝がおすすめです。
治療方法は、スギ花粉と同じで薬物療法や手術療法になります。
ただし、手術になかなか踏み出せない人は薬物療法を続けていると思いますが、薬を使っている間は緩和しますが、薬が切れてしまうと再び症状が現れてしまうことがあるんです。
そんな憎いアレルギー改善の画期的な治療方法があるんです。
鼻炎を根本的に治す事が期待できる「舌下免疫療法」
花粉症の根本治療である舌下免疫療法を始めました。 pic.twitter.com/NLUVuxrnby
— ヤマタ (@yamada3213) 2016年11月24日
アレルギーの原因となる抗原を少量から投与することで、体を抗原に慣らし、症状を抑え、治していこうという治療法です。
これまで「皮下免疫療法」が主流でしたが、ショック症状などの副作用がありました。
そこで、近年注目されているのが、舌の下に抗原を投与していく「舌下免疫療法」なんです。
問診や検査により、スギ花粉またはダニと確定された人のみ受けることが出来ます。
今までの皮下免疫療法は注射だったので、痛みもありましたが、その心配もなく12歳以上の子供でも受けることが出来るんです。
そして不安だった重篤な副作用も少ないことが特徴です。
ただし、この治療方法は長期間(3~5年)かかります。
最後にアドバイス
花粉症を治す・長期に渡って花粉症を抑えることができることが期待できるのなら、すべての人に効果が期待できるわけではないと言えども、辛い鼻炎人生を送るよりよっぽど良いと思います。
鼻炎で苦しむのなんてもうイヤですからね。これは鼻炎の辛さを経験したことがある人じゃないとこの苦しみはわかりません。
鼻炎が治まると、こんなに楽だったんだということを実感しますし、人に気を使いながら鼻をかまなくてはいけないということもなくなるでしょう。
香川県でも総合病院ならアレルゲン免疫療法を実施しているところがありますので、つらい症状のある方はぜひ、放置せずに医療機関を受診してみて下さい。(※開始し始める時期もありますので医師と相談してみて下さい)